食器の正しい漂白のやり方を紹介
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2022/01/15
コラム
毎日使う食器は、普通に洗っているだけだとどうしても汚れが気になってくるものです。
ここでは、正しい漂白のやり方についてお話していきます。
▼漂白剤の種類
お茶やコーヒーにはタンニンという成分が含まれていて、これが湯飲みやカップに付く茶渋の原因になります。
茶渋は中性洗剤で洗ってもなかなか落とすことができないため、漂白剤を使って定期的にきれいにする必要があります。
漂白剤には、塩素系と酵素系の2種類があります。
塩素系漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムを主な成分としており、アルカリ性で強いニオイを感じるのが特徴です。
漂白力が強い分、食器の素材によっては傷めてしまう心配もあるので、長くつけ置きしないように注意が必要です。
酵素系漂白剤は過酸化水素や可炭酸ナトリウムを主な成分としており、ニオイを感じることがほとんどありません。
色落ちしやすいふきんやメラミン食器、傷つきやすいホーロー製品は酵素系漂白剤を使うほうが安心です。
▼漂白のやり方
茶渋や黄ばみなどのがんこな汚れは、塩素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをしましょう。
食器の素材によっては塩素系漂白剤を使えないものもあるので、あらかじめ確認することを忘れずに。
市販の台所用漂白剤を説明に従って水に混ぜ、食器をつけ置きます。
ニオイの除去や除菌をする場合は2分ほど、漂白をする場合は30分ほどつけ置くようにし、それ以上長い時間はつけないようにします。
▼まとめ
食器のしつこい汚れは、定期的に漂白をすることできれいに落とすことができます。
塩素系と酵素系の漂白剤を、食器の素材に合わせて使い分けるようにしましょう。