大切な器が欠けてしまったときは、とてもショックですよね。
でも諦めることはありません。
もしかしたらその
陶器の欠け、自分で補修ができるかもしれません。
▼手軽な補修方法
普段使いしていた食器が欠けてしまったときには、比較的手軽な方法で補修することができます。
ひとつめの方法として、耐水ペーパーや紙やすりを使って磨く方法があります。
これは、欠けた部分が小さくて目立たない場合や、多少形が崩れたままでも表面がきれいになればいいという場合に適しています。
もしも最初と同じ形に戻したい場合には、パテを使って欠けた部分を埋めて補修しましょう。
▼本格的な補修方法
昔ながらの伝統的な食器の補修方法として、金継ぎという方法があります。
こだわりの食器や高級感のある食器を補修したいときには、少し手間のかかる作業になりますが、金継ぎという方法を行ってみるのもひとつの方法です。
金継ぎの方法は、まず欠けた部分を漆で埋めて補修を行います。漆には強い接着力があり、しかも食器に使っても安全です。
補修した場所にあらためて漆を塗って、その上から金粉をのせて乾かせば完成します。
初めての金継ぎは少し難しいこともありますが、最近は金継ぎを行うのに必要なものが全てセットになった金継ぎキットも販売されているので、利用してみてもいいでしょう。
▼まとめ
お気に入りの食器が欠けてしまったら、自分で補修することが可能です。
パテを使った方法と漆と金を使った金継ぎという方法が一般的な補修方法です。
自分がやりやすい方法で補修をし、大切な食器をいつまでも大切に使ってあげましょう。