今回は
陶器の使い始めについて見ていきましょう。
▼
陶器の使い始めについて
陶器は、吸収性のある粘土を多く使用し、高温で焼成されています。
そのまま使用すると、吸収性があることによって、器に入れた食べ物や飲み物の水分を、
陶器が吸い取ってしまいます。
また、土を使用して作っているので、目に見えない土の小さな穴から、水が漏れてしまう可能性があります。
できあがった
陶器をはじめて使用する前には、「目止め」をおこないましょう。
目止めとは、
陶器などの土で作られた器の、水漏れやひび割れ、におい移りを防ぐ為の処理のことを言います。
■目止めの方法
目止めの方法について見てきましょう。
陶器を水洗いし、しっかりと乾かします。
お鍋に、
陶器をいれ、器全体が浸かる量の水と、でんぷん質の食材を入れ、沸騰させます。
でんぷん質の食材には、ごはんや片栗粉、小麦粉などがあり、米を研いだ時のとぎ汁を使用しても問題ありません。
弱火にし、15~20分ほど火にかけます。
鍋ごと冷まし、
陶器をよく洗い、充分に乾燥させます。
目止めをおこなわない場合は、たっぷりのお水に
陶器を入れ、半日から一日くらい浸した後、よく乾燥させてから使用しましょう。
▼まとめ
陶器にはさまざまなデザインがあり、お気に入りの
マグカップなどで味わう紅茶やコーヒーは、特別美味しく感じられます。
弊社で販売している
陶器の食器シリーズは、ナチュラルなモチーフを描いた
マグカップなど、どれもテーブルの上や食器棚にあるだけで、心がわくわくするような可愛らしいデザインばかりです。
デザイン性の高いオーダーメイド
陶器のご依頼もお任せください。